2014/06/12

しずかったーはコトバを磨く夢を見るか?

思わせぶりに終わった前回の続きです。
どこかで見たことがあるようなタイトルは,某有名映画の原作から拝借しました ^^;

日本を代表する国際企業のトヨタさんがやってくれました Σ(゚д゚
まずはアプリの起動画面をご覧ください。



コトバを磨け!
なんとも素敵なキャッチフレーズですね (笑)

ざっくり説明します。
しずかったーは,人から言われたら傷つくコトバを,言われて嬉しいコトバに置き換えるTwitter投稿アプリです。
/* アプリの詳しい説明は,ページの下に貼ってあるリンクをどうぞ(公式サイトに飛びます)

さっそく「にわか似非情報強者」を変換しました。


「新人さん本当の情報強者」

……ごめんなさい。ちょっと違うようです σ(^◇^;)

まだまだ発展途上のアプリですね。
いろいろな暴言を変換していくことで,今後はさらに賢いアプリになるでしょう。

しかし……です。
こういうアプリが世に出ること自体,おかしいと思うのはわたしだけでしょうか。

わたしも言葉の難しさは重々承知しているつもりです。
昔は「言霊(ことだま)」と言われたくらいですから,言葉は自分や人に大きな影響を与えます。
自分の発した言葉が,一生癒えない心の傷を負わせることもあるでしょう。
うっかり口にした,些細な言葉を一生後悔することだってあるかもしれませんね。

読み手がいることを常に意識する。

一般常識だと思っていました。
その上で「てにをはの正しい文章を書く」とか「誤字脱字のない文章を書く」など,読み手に伝わりやすい平易な文を心がけます。

当然のことですが,書き言葉はしゃべり言葉よりもハードルが高いのです。
そしてWebにアップする言葉は半永久的に残り,人目に触れ続けるものだと思わなければなりません。

アプリに頼らなくてもいいほどに,言葉を磨いていきたいですね (^_^)b

しずかったー | TOYOTOWN トヨタウン -
http://www.toyotown.jp/sizukatter/

†††

こんなニュースもありました。

「修学旅行生が被爆者に暴言、来週にも「反省文」送付へ」
News i : TBSの動画ニュースサイト (news.tbs.co.jp

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2221276.html

人に向かって「死に損ない」だなんて,普通は言えませんよ。
そんなコトバを言いたくなったときこそ,しずかったーの出番です。



「生きててよかったよ」

……この学生さんも,そんな風に言えたらよかったのに。
心の底から,そう思いました。

/* ニュース記事を転載しておきます

「修学旅行生が被爆者に暴言、来週にも「反省文」送付へ」
News i : TBSの動画ニュースサイト (news.tbs.co.jp

 修学旅行で長崎を訪れていた横浜市の中学生が、被爆者の男性に「死に損ない」などと暴言を浴びせた問題です。学校の校長は9日、男性に対し、謝罪文を送付、生徒も来週にも、反省文を送ることにしています。
 終戦から間もなく69年。被爆者に心ない言葉が投げつけられました。
 「『死に損ない』カチンときた」(長崎の被爆者・語り部 森口 貢さん)
 長崎で、語り部として活動している森口貢さん(77)。先月末、修学旅行で横浜からきた中学3年生を案内していましたが、騒ぐ生徒がいたため、厳しく叱責しました。その後、グループに分かれて説明を始めたとき、注意を受けた男子生徒ら5人と出くわしたといいます。
 「12〜3人のグループに話しかけたら『クソじじいの死に損ないの話聞くな』と。『みんな拍手しろ、手をたたけ、ハイハイハイ』と話ができない状況」(長崎の被爆者・語り部 森口 貢さん)
 森口さんは、中学校に手紙で抗議。校長は、「注意されたことへの反発だった」「森口さんを傷つけ申し訳ない」などと電話で謝ったうえで、9日、森口さんに謝罪文を送りました。暴言を吐いた生徒も反省文を書いていて、来週にも送りたいとしています。
 「日本の風潮が戦後69年たって、前の悲劇的な戦争・核兵器、原爆も含めて、薄れていく。そうした状況が子どもたちをこういうふうにしたのでは。私たちが一番怖いのはそこ。だんだん薄れていく」(長崎の被爆者・語り部 森口 貢さん)
(09日20:48)

0 件のコメント:

最近よく読まれています

Tommy Emmanuel

アコギとは思えないテクの持ち主です