2014/01/31

ブログの適切な更新頻度

週に一度更新するかどうか自体があやしかったこのブログを連日のように更新していました。
先日書いたアクセス解析が発端ではありますが,我ながらびっくりしています (笑)
アクセス解析ログは,ようやく1月分が溜まりました。
所感は別記事で改めて書いてみます。

ところで。
適切な更新頻度って,どれほどのものなんでしょうね。

ブログ以前の時代でいうところのサイト更新の手順はこんな感じです。
1) テキストエディタなどで本文を作成する
2) HTMLタグを専用エディタなどで付記する
3) FTPソフトでサイトにアップロードする

手順2のHTMLのタグを使い慣れないサイト管理人さんは,某MS社のイニシャルWのアプリケーション並みに負荷の高いIBM ホームページビルダー等を起動しながら,せっせと励んでいた訳です。
ネット回線もにっぱっぱ(28.8Kbps)のモデム接続で辛抱させられて。。
そんな時代に毎日サイトを更新していた偉人もいたんですよ。

今はiPod touchのような携帯端末で本文を作成して,メールを送るような感覚で記事の投稿ができます。
だいぶ敷居も低いですし,手間もかからなくなりましたね。
携帯の回線速度もLTE(でしたっけ?)のMB単位の転送速度が出ます。
本文が短くても写真なんかを掲載すると,それなりに見栄えのいいページはできるし。
なんて素晴らしい時代になったんでしょう。

わたし自身,特別な主義主張があるわけでもなく,右寄りでも左寄りでもない,一般ピープルのひとりに過ぎません。
ある日を境に,ぱったり更新頻度が落ちるかもしれません。
あまり頻繁に更新すると,懇親の力作 (笑) が駄文に埋もれてしまう危険がはらはらです。
まぁ,更新がプレッシャーにならない程度のほどほどに。
つらつら,だらだら書いていくつもりでございます。

以上,Twitterより長くて作文未満の呟きでした。

2014/01/28

(懐ネタ)ムーノーローカル

唐突ですが。。
ネット上の懐かしいネタ(略して「懐ネタ」)です。

「ムーノーローカル」というサイトをご存じでしょうか。
1990年代後半から数年間だけ公開されていたニュースサイトです。(Wikipedia
サイトの命日にサイトデザインをオマージュする「ムーノーデイ」と呼ばれるイベントで,わたしはムーノーローカルを知りました。
「伝説の」と定冠詞がつくほど,多くの個人サイト運営者にカルト的な影響を与えました。

運営者さまが最後に残した解題は今でも語り継がれています。
転載はしませんが,興味のある方は「解題・ムーノーローカルの作り方」でググってください。
・「存在していいはずなのにないもの」をテーマとした
・サイトの閉鎖を前提として計画的終焉を目指していた
。。なんて辺りは元祖フォークルに通じるものがありますね。
この解題は,また改めて取り上げようと思います。

ふと思い出して調べてみたら,ムーノーローカル運営者さんの近況が分かりました。
物書きさんになっていたんですね。(Wikipedia
本名は明かされていませんが,ちょっと意外な気がしました。

あの頃の人たちって,リアルの世界には絶対に出てこなかったですよね。
前にも少し書いたでるふぃさんも,リアルの世界とネットの世界を繋がないまま亡くなりました。
草の根フォークゲリラ的な「知る人ぞ知る」アングラなサイトや,口コミで広がったコミュニティが様々なところで形成されていました。
南条あやさんのように書籍として出版されたケースもありますが,当時は非常に稀なケースだと記憶しています。

欧米のようにYouTubeでも顔出しが一般的になったというのは,とても不思議な感覚です。
ブログの内容が電子書籍や紙媒体で出版されることも珍しくありません。
2ちゃんねる発祥の「電車男」は映画化までされました。
FacebookやTwitterの普及に伴い,現実世界の延長上にネットが位置付けられていることの表れなんでしょうね。
わたしなんて,動画で声をお聴かせするのが精いっぱいです σ(^◇^;)

当時のアングラっぽい雰囲気がときどき懐かしくなるのでした (笑)

2014/01/27

Windows版のiTunes 11.1.4 アップデートに失敗しました (×_×)

ネットでは阿鼻叫喚の様相を呈しています ^^;

ソフトの起動に必要なサービス,ライブラリが全滅です。
どうやら致命的なバグがあったようですね。

古いバージョンのセットアップファイルを探し出して復元しましたが。。とほほです(×_×)

追記
後ほどiTunesのバージョンダウン方法をアップします

2014/01/26

アプリ de アクセス解析 (Google Analytics)

少しお洒落っぽいタイトルにしましたが,意味はありません (笑)

このブログはGoogle先生の「Blogger」というサービスを使っています。
独自の仕様が多くて苦労することも多いのですが,
1) 不必要な広告が表示されない,2) Amazonへのリンクが貼れる,3) 無料
。。といった理由で使い勝手は悪くありません。

今回はアクセス解析について書いてみます。
Bloggerの管理ページには「統計」という項目があります。
簡単なアクセス解析ですが,検索ワードやリンク元が分かります。

たとえばこのブログでは,22才の別れのページへのアクセス数が多いのです。
右側のトップ7記事の常連ですね。
実はこれ,記事の内容が「伊勢正三 使用ピックアップ」というキーワード検索にヒットしているからなんです。
期待して飛んできてくださる方,申し訳ありません σ(^◇^;)
正確なところは分かりませんが,マグはフィッシュマンのレアアースだと思います。
マイク付きなのか,シングルなのかハムなのか,コンタクトと合わせたデュアル式なのか。。までは分かりません。

。。てな具合で。
そんな情報が分かるのがアクセス解析というわけです。
問題がゼロというわけでもないのですが,また別の機会に書くことにします。

そこで,もう少し踏み込んだ解析をするためのサービスがGoogle Analyticsです。
BloggerもGoogle先生のサービスなので,相性はばっちりです。
このサイトでも1月の頭から使用してみました。

どうせならiPod touchで解析結果が見たいので,アプリを探しました。
Analytics Tiles App (現在の価格は無料です)
ときどき取りこぼしがありますが,シンプルなUIの見やすさは抜群です。

統計データはまだ少ないのですが,アクセス解析にはこんなメリットがあると思います。

1) 訪問してくださる方の関心が分かる
検索ワードだけでなく,実際に訪問されたページも分かります。
わたしの場合,ブログの方向性はなきに等しいのですが,方向性を模索する上では有用な資料になりそうですね。

2) 読者さんを意識するようになる
一見さんだけでなく,再び訪問してくださる方の割合も分かります。
トップページへ直にアクセスしてくださる方,検索を経由しない方がいるのは素直に嬉しいものです。

3) 「今日も何か書こう」という気になる
二つ目の点ともリンクします。
アクセス数の「見える化」が進み,読者さんを意識すると,アクセス数の伸びが見えるようになります。
これが何か書こうかな。。という意欲に直結します。

短い文章でも毎日更新できれば,アクセス数も伸びるのでしょう。
その一方で,本文には質も求めたいところです。
検証や調査が必要な内容で間違った情報は書けませんからね。
時間も有限ですから,ちょっとしたジレンマなんですよ。
緩急のメリハリが利いた内容で,自分が飽きることなくマイペースに書ければいいな〜。。
なんて思っております。

一ヶ月経過後の統計がまとまったら,ざっくり載せてみます。

2014/01/25

桶川ストーカー殺人事件 -遺言-

著者の新刊をネットで知って興味を持ち,Kindleストアで購入可能な本書を読みました。

本書は,写真週刊誌の一記者が黒幕の背後にある実行犯組織にたどり着くまでの過程と,その流れの中で見え隠れしていた警察の不祥事に主軸をおいた内容です。
警察という組織だけにとどまらない,おそらく国家レベルの部分に問題の根があることを本書は鋭く指摘しています。

筆者は真の黒幕に,こう呼びかけています。
今,事件の陰でやれやれと胸を撫で下ろしているそいつ。どんなに時間がかかっても,いつか必ず,そいつを表に引っ張り出す。心あたりがあるなら覚えていて欲しい。
ずっと日本で生活している方には小説でしか読んだことのない,耳を疑う内容も書かれています。
しかし本書に書かれている内容は,まぎれもなく日本で起きたことなのです。
事件を取材する側から当事者へと意識が移り変わっていく様子は圧巻で,読者を引き込むノンフィクション作品です。

当時のわたしは国内にいなかったので知らないのですが,センセーショナルに報道されたようですね。
事件の概要はWikipediaにも載っています。
まぁ。。想像どおり,最悪な読後感です。
爽やかな本を読みたい方は読んではいけません (笑)

* 左から1) Kindle版,2) 文庫版, 3) 新刊 です


メディアによって形成される「世論」の恐ろしさ
を改めて実感しました。

実際,人ひとりを社会的に殺めるのは容易なのです
それは命を奪われるより辛いことでしょう。
手が後ろに回る覚悟と手段を選ばなければ,やりようはいくらでもあります。
事実無根の冤罪(痴漢などですね)をでっち上げればいいんですから。

あの。。絶対に実行してはいけませんよ σ(^_^;)
真っ向勝負を挑むなら,証拠を揃えた上で,然るべきところに恭しく差し出しましょう (^_^)b
会社でパワハラやセクハラを行っている方々,くれぐれもご用心を (笑)

話が逸れました。。
殺人やストーカーに発展しなくても,桶川のような事例は日常にありふれています。
先入観やバイアスによって歪められた認知から派生した差別は絶えません。
認知とは無意識に操作されるのです。実例を挙げましょう。

好きなブランドと敬遠してしまうブランド
好きな人と苦手な人
好きな国と苦手な国

。。ざっと挙げてみました。
自分の経験から判断することもありますが,人からの見聞に影響されている部分がありませんか?
関連する情報すべてを知っているわけではないのに,一部の情報に基づいて物事が決まることもあります。

以下がバイアス操作の常套手段です。
半分だけの真実を開示して,悪意ある(または意図のある)嘘やエピソードを織り交ぜるのです。
(もちろん織り交ぜるエピソードが事実であることも少なくありません)
操作されたエピソードを聴く人は先入観を植え付けられます。
そして歪んだ先入観は誤解に発展し,差別が連鎖的に広がります。
精神的苦痛が伴うのは,一連のバイアス操作に悪意が伴い対象が特定のグループの人に向けられる場合です。

断っておきますが,バイアス操作自体は悪いことではないのですよ。
ブランドイメージを構築する上で,様々な企業が繰り広げる広告にも使われる手法です。
日本では一般的ではありませんが,他社製品との比較をするCMが同じパターンですね。

そこに自分の思考が介在しないことがとても危険なのです。
Twitterなど,情報が拡散されやすいメディアも多々あります。
見聞きしたことを左から右に垂れ流すことは簡単です。
意識しないまま操作されたエピソードを拡散することになりかねません。

送信ボタンを押す前に,少し考えましょう。
それは本当に自分の考えなのでしょうか?
人の考えや意図的に操作された認知を,あたかも自分の考えと錯覚していませんか?
その情報が誰かを傷つけることはありませんか?
簡単にネットで情報が得られる現代だからこそ,賢く用いていきたいですね。

だいぶ話が逸れましたが,興味のある方は一読なさってください。


2014/01/24

iPod touchによるブログの更新方法

自分の覚え書きも兼ねた内容です。

このブログの投稿は,こんな流れで作っています。
1) iPod touchで原稿を作成
2) メールに貼り付けて簡単に編集
3) メール経由で下書き投稿
4) Bloggerアプリで公開処理
。。といった完全PCレスのいわゆるモブログ形式です。

1) iPod touchで原稿を作成
原稿の下書きは有料のATOK Padを使っています。
値は張りますが,PCのATOKと学習辞書が同期できるので手放せません。
保存先にEvernoteを指定しているので,PCで開くこともできます。
残念ながら変換効率は「標準より少し賢い」程度です ^_^;
JustSystemsさんも,このアプリにはあまり力を入れていない感じです。

2) メールに貼り付けて簡単に編集
文字の装飾はiOS標準ののメールアプリが対応している太字アンダーラインしか使いません。
写真の貼り付けやスクリーンショットもメールアプリでレイアウトします。
意外とサクサク編集できるんですよ。

3) メール経由で下書き投稿
Blogger標準の機能でメールによる投稿機能があります。
送信してすぐに公開するのか,いったん下書きとして保存するのか選べます。
メール投稿ではラベル付けができないようなので,わたしは下書き保存する設定にしました。

4) Bloggerアプリで公開処理
Blogger公式アプリがApp Storeに公開されています。
実際,あまり評価は高くないですし,使い勝手も悪いです ( ̄。 ̄;)
ラベル付けしたり,本文のプレビューや簡単な修正には問題ないレベルです。
全体をひと通りチェックしたら,アプリで公開しますよ。

所要時間は全体で一時間もかかりません。
めんどくさがりなわたしでも,こまぎれの空き時間に書けるのが向いてるようです。

2014/01/23

「井の中の蛙大海を知らず,されど空の深さを知る」ー 橋田信介さんについて

今回「ジャーナリストもどき」をしてみて,思い出した人がいます。
2004年にイラクで亡くなったジャーナリストの橋田信介さんです。
橋田さんとは接点がありまして,お宅にお邪魔したことや食事をご一緒したこともあります。
きさくな「普通のおじさん」で,戦争ジャーナリストとはほど遠い方でした。
銃弾の飛び交う死線をくぐり抜けてきた気配すらありません。

橋田さんの本を読むと強い信念を持った方だということがわかります。
安全圏から報道することもできましたが,それでも現地に潜入し続けました。
「使命感」が橋田さんを突き動かしたのでしょう。
そして「現場の力」を大切にしていました。
現場で同じ空気を吸って,同じものを食べて,五感をフルに活用するのです。

正確な報道には情報が必要不可欠です。
安全圏にいても情報収集は可能だったはずです。
当時も大手報道関係者はイラクから撤退していました。
でも,それだけでは正確な報道はできないことも橋田さんはご存じだったのでしょう。

前回の最後に「井の中の蛙」について言及しました。
タイトルに書いた後半は「後付けされたもの」と言うのが通説ですね。
一つの場所に長くとどまることで理解を深めることの大切さを説く。。
なんて美談風味に語られることもありますが,間違いだと思います。

しょせん井の中の蛙は井の中の蛙に過ぎない。

。。というのが,わたしの結論です。
空の青さや深さを知っていても,それは限定的なものです。
本当に空の深さを知りたいなら高いところに行く必要があります。
行動の伴わないことは,しょせん机上の空論に過ぎないのです。
まぁ,後付け説が強い言葉に正しいも間違いもありませんが (笑)

表面的な知識を取り入れて分かったような気分になる人が大勢います。
そのような人の論点は薄っぺらく浅はかな評論家の視点に過ぎません。
当人が今まで過ごしてきた環境や経験によってもバイアスがかかります。
昨今ブームになっている「反原発論」はその筆頭でしょうね。

実際に体験できなくても感情移入をしたり,知識を深めることで理解は深まります。
そこに少しの行動を加えることで,さらに理解は深まるのです。
百聞は一見にしかず,実体験は知識に勝るのです。

昨今の情報化社会において,この能力が欠如した人は増えたような気がします。
おゆとり様を笑いものにしている場合ではありません。
乱暴な表現ですが,これは国民総アスペ現象です。
* ゆとり世代や病気の方をバカにしているわけではありませんよ。

「井の中の蛙」ではなく「考える芦」でありたいな。。と思うのでした。

話は変わりますが。。
わたしの文章は長ったらしかったり,小難しかったりするようです。
言い回しも固いので,頭でっかちな印象を与えているのかもしれませんね。
だからといって,唐突に「なんだってさ」みたいな書き方はできません。
理由は単純に「わたしのイメージが崩れる」から (笑)

こんな拙い文章を読んでくださる方に感謝します。

2014/01/18

倒れてしまいそうなあなたへ (続き)

わたしは,問題の根深さ,規模の大きさ,暗部の深さに圧倒されました。
ほぼ間違いなくO社長には「裏の顔」もあるでしょう。
※ 調べたものの,ここに書いていないこともあります。

本来の目的は攻撃ではなく,友人の安全を守ることです。
友人が平和に日々の生活を送れれば,それでいいのです。

わたしにはジャーナリストのような使命感も気概もありません。
痛いことや疲れることはイヤですし,自他共に認める小心野郎です (笑)
相打ち覚悟で切り込んでいくことも可能ですが,割に合いません。
O社長のように常識が通じない人間とまともに向き合うこと自体が無意味だからです。

もう一度,はっきり言います。
常識の通じない人とまともにつきあって神経をすり減らすのは時間の無駄です。 
虚無感以外に得るものはなにもありません。

結果,わたしの調査はここで終わりました。
友人へのアドバイスも穏便な方法を模索し続けました。
一連の内容もプライバシーに細心の注意を払って書きました。
友人がその後どのように行動したか,O社長と取り巻きがその後どうなったかは書きません。

では,不幸にもブラック経営者の下で働かざるを得ない場合,どうしたらいいのでしょう。

そんなあなたへ,ささやかなメッセージです。

1) 自分を守る手段を構築してください
この手の人は,自分によって都合のよい証拠を残して都合の悪い証拠はもみ消そうとします。
相手にばれないよう,自分を守るための証拠を賢く残すことが必要です。
シフト表を携帯カメラで撮影する。
手帳に勤怠記録を残す。
毎月の給与明細を請求する。
会話の録音を残しておく。
携帯が禁止されていればメモや日記でも構わないのです。

2) 自信を持ってください
この手の人は,人の弱みにつけ込み自尊心を突き崩す名手です。
全能感を振りまき,あたかも自分以外の人間はとるに足りない存在と思いこませます。
まじめな人ほど,この罠に嵌まってしまいます。
次第に誰も文句を言えない環境が構築され,時間だけが過ぎていくのです。
相手の「常識」に振り回されないようにしましょう。
あなたの「常識」は正しいのです。
相手は「哀れな裸の王様」,ただのピエロに過ぎないのです。

3) 距離を置いてください
この手の人は,人の心をコントロールする能力に長けています。
自分に依存させて思考力を奪い,離れられなくなるケースが多いです。
DV男から離れられない女性の心理に近いですね。
そして当たり前の常識が通じないのです。
自分こそ正義,周りの人は自分の手足,いいなりになって当たり前の人たち。
そんな思考パターンが心の底まで染み着いているのです。
はっきり言って,このような人と付き合うこと自体が時間の無駄です。

4) 一人で悩まないでください。
このような人種には必ず「取り巻き連中」がいるはずです。
彼らは彼らの狭い井戸の中で仲良くやっていればいいんですよ。
井の中の蛙は,井戸の底の世界と頭上の空の青さしか知らないのです。
あなたが,そこに飛び込む理由も留まる理由もありません。
井戸の外にはもっと自由な世界と広い青空が存在するのです。

あなたの世界はもっと美しくて自由です。
あなたを応援している人,あなたの力になりたいと思う人は,あなたが思う以上にたくさんいます。
あなたを井戸から引き上げるため,必ず味方になってくれる人がいます。
倒れそうなときは,遠慮しないで頼ってくださいね。

2014/01/14

中小企業の問題点とブラック経営者の脱税疑惑(脱税のからくり)

ここまでの話をまとめましょう。

O社長は,有限会社Fの代表取締役,株式会社Oの常務取締役,そして地元商工会議所青年部の幹事です。
・不透明な勤怠管理,給与計算について
・確定賃金額,及び従業員数の虚偽申告疑いについて
それぞれを検証してきました。

ここからはO社長の脱税疑惑について検証していきます。

その前に,ふたつの節約となるケースを挙げましょう。

日頃から意識する機会が多いのは消費税です。
2014年4月から消費税額が5%から8%に上がります。
消費者側の支払額は上がりますから,金額のかさむ物品を増税の前に買う方がいます。
同じ品物を同じ金額で買ったとしても,消費税の増税分は得する計算です。

類似した例として,昨今の円安によって輸入品の値段が跳ね上がりました。
アップル製品の大幅値上げが記憶に新しいです。
そうなる前にアップル製品を購入したり,貯金をドル建てにした人はウハウハですね (笑)
あ。。わたしはしていませんよ σ(^◇^;)

。。と,まぁ。
このように日常的な例でも得をする局面がある訳です。
企業の節税対策も似たようなものです。

企業は事業によって得た利益の一部を税として納めなければいけません。
利益の一部を自社の設備に投資することで節税を行うことがあります。
企業としての支払額は増加しますが,課税される利益を相対的に減ります。
従って納める税金を減らすことができるのです。

O社長は,意図的に類似したことを行っている可能性があります。
株式会社Oが有限会社Fに仕事を発注することによってです。



上にざっくりした図を書いてみました (笑)
左側のグラフが株式会社Oの利益と税金の比率と仮定します。
ピンク色の部分が税金として納める金額です。(割合は適当ですから。笑)

真ん中のグラフが疑惑のグラフです。
黄色い部分を有限会社Fへの支払いと仮定しましょう。
相対的にピンク色の部分が減っているのがお分かりいただけますか?
これが脱税のからくりだと推測しています。
税法に詳しいわけではないのですが,なにもしないよりは総合的に黒字になるんでしょう。

世の中の経営者様は声を大にして「これは脱税ではない。節税だ」と反論されるかもしれません。
仮に百歩譲って節税だとしても。。悪質ですよねぇ。
これって右のポケットから左のポケットにお金を移すようなものじゃないですか。
しかも株式会社Oの利益は,社員さんが汗水垂らして稼いだお金です。
それが自社に還元されないまま有限会社Fに流れているんです。
なんだか報われませんよ。

友人によると二店舗の売上は少なく,売上は一人分の日給にならないこともしばしばだそうです。
どこから給料が出るのか疑問に思っていたようでした。
わたしの推理を話すと妙に納得していたので,思い当た
るところがあったのでしょう。
実際に「O ※※※※※※」と書かれた伝票が複数枚あったようです。

帳簿はO社長が管理しているので,正確な金額はわかりませんが。。ブラックボックスです。
母体になっている株式会社Oは地元の自治体ともつながりの深い優良企業
当のO社長は地元商工会議所青年部の幹事
おそらく有限会社Fに出入りしているらしい株式会社Oの税理士もグルです。
いくらO社長がずぼらな人間でも,この件が明るみに出ることはないでしょう。

不条理ですが,これが現実です。
当初の予想より長くなったシリーズですが,次はわたしの思うところを書いてみます。

2014/01/09

中小企業の問題点とブラック経営者の脱税疑惑 (労災隠し編)

話題を元に戻しましょう。
つか,タイトルが「○○隠し編」って「ひぐらしの○く頃に」っぽいですね (笑)

O社長のブラック経営者としての側面を浮き彫りにする事例です。

従業員の一人が通勤中に怪我をしました。
ところが怪我をした従業員にO社長はこう言い放ちます。

「手続きが面倒だから通勤中の怪我だって言わないでよ!」

怪我をした従業員は後ろめたさもあるのか,言われるがままだったそうです。

はっきり書きます。
これは労働者災害補償保険法(通称「労災保険法」)に違反する行為です。
(正社員,アルバイトに関わらず) 雇用関係が発生する事業主すべてに加入する義務がある保険制度です。

雇用者は,業務時間中に発生した災害や事故の治療費を全額負担する義務があります
もちろん通勤中の事故にも適用されます。
「手続きが面倒」などという理由で拒否することはできません。
いわゆる「労災隠し」と呼ばれる事例のひとつです。

1) 保険料が上がる,2) 会社としての管理体制を問われる,3) 保険料のごまかし
。。といった理由で労災認定をしない経営者がいるようです。
このケースは通勤中の怪我なので,一つ目と二つ目の点は考慮に含まれません。
そうすると残る理由は,3) 保険料のごまかし です。

どのように労災保険料をごまかすのでしょうか?
1) 労災保険そのものに加入していない
2) 確定賃金額について虚偽の申告をしている
3) 従業員数について虚偽の申告をしている
。。ざっと挙げると,こんなところでしょう。

1) 労災保険そのものに加入していない
先にも書いたように,労災保険への加入は雇用者の義務です。
O社長は自分が誰よりかわいい思考パターンの人間です。
バレたら一発アウトの危険性もあるので,この可能性は薄いでしょう。

2) 確定賃金額について虚偽の申告をしている
労働保険料の算出根拠となる確定賃金額は事業主の自己申告制となっています。
申告する確定賃金額に応じて保険料の支払額も変わってきます。
O社長は給与明細の交付を頑として行わない誠意のない人間です。
パートさんの時給も「だいたい800円くらい」と言ういい加減な人間です。
そもそも給与計算自体が不明瞭で信頼できないレベルです。
賃金台帳の他に虚偽申告のための台帳を作成していてもおかしくありません。

3) 従業員数について虚偽の申告をしている
この可能性も非常に高いと,わたしはにらんでいます。
友人はハローワーク経由で有限会社Fを紹介されました。
求人票に記載されていた従業員の人数の内訳は「企業全体 3人(うちパート2人) 」です。
それに対して実際の従業員は7人(パートも含む)です。
仮に従業員の数が変わったことに伴う申請が遅れていたとしても,数ヶ月にわたってハローワークの職員が実情を知らないのは不自然です。

ちなみに。。
有限会社FにはO社長の他にO社長と極めて親しい人物Xが就業しています。
そうするともう一人のパート就業者Yとは,いったい何者なんでしょうねぇ。
真相は闇の中ですが,おそらく就業実績のない幽霊社員でしょう。

いずれも状況証拠でしかありません。
総合的に考えると,限りなく黒に近い疑惑であると言えます。
虚偽の申告をしているか,故意の申告漏れでしょう。
とにかく監査が入るとまずい事情があるのは間違いありません。

労災認定を行うのは事業主ではありません。
労災隠しが疑われる場合は,労働基準局に通報しましょう。

次回はO社長の脱税疑惑とそのからくりに関する考察を書きます。

2014/01/08

お勧めアクセサリと水没時の対処について(iPod touch 2012モデル)

堅苦しい話が続いたので箸休め程度にに書いてみました (笑)

1.TPUケース
2.つや消し保護フィルム
3.予備のライトニングケーブル
4.EarPod(マイク・リモコン付き)

TPUケース

色はスモークを選びました。
2012年モデルは背面カメラが出っ張っているので,気分的にもケースは必須だと思います。
お手頃価格ですが品質も良く,アップルマークもうっすら透けて見えますよ。
このケースを購入する前は,ベルキン製のハードケースを使っていました。
ある日,事件が起きました。
胸ポケットからトイレ(使用前。。ですよ。汗)にダイブさせてしまいまして。。(゜◇゜)
滑り止め効果が期待できるTPU素材のケースに変更しました。
(水没時の対処方法はこのページの最後に箇条書きで説明しています)

つや消しフィルム(ブルーライト対策済み)

画面の写り込み軽減と指紋汚れ防止のために使い始めました。
光沢がなくなるので写真や動画は色味が薄くなりますが,必要な見やすさを保っています。
と言うよりも,つや消しフィルムと高精細なRetinaディスプレイとの相性は悪くないのです。
たとえばPocketなどを閲覧していると,実際に印刷された紙面を読んでいるかのようです。
iPod touch「ブルーライト削減効果」の程は分かりません σ(^◇^;)


Kindle Paperwhite風のマットな質感も指先に気持ちいいフィルムです。
ただやはりガラスに比べると耐久性は低いですね。


これは3割程度の輝度に設定して写真を表示しているところです。
フィルム無しと比べると暗くなりますが実用上は問題ありません。
蛍光灯の下で撮影しましたが,写り込みが軽減するので見やすく感じるほどです。
なんとなくLEDライトが使われている部屋での見やすさが改善されました。
* LEDの照明は,目がチカチカするから苦手なんですよねぇ σ(^◇^;)

ライトニングケーブル (Amazon Basic)

アップルの付属ケーブルは耐久性が低いのが困りものです。
ライトニングケーブルは組み込みチップで正規品の認証をしていることに加えて,
充電中の発火事故も相次いで発生しているので,それなりの品質のものを使いたいですね。
さらに個人的な好みを付加すると,白いケーブルより黒いケーブルの方がいいです (笑)


他のサードパーティー製品と同じく,コネクタ部分が大きくてケースに干渉します。
先に書いたTPUケースは柔軟性があるので使用できますよ。




EarPod(マイク・リモコン付き)

iPod touch 2012モデルには,もともとリモコンとマイクが簡略化されたものが付属しています。
これは買おうと思って買ったわけではないんですよ。
ある日,胸ポケットに入れたまま洗濯しちゃったんですよ。。(゜◇゜)
なにをやっても復旧せず,新規購入する羽目になりました σ(^◇^;)
手元で音楽の操作ができる環境に慣れてしまったら,手放せませんよ。
SkypeやFaceTimeで通話をするときにもマイク付きのイヤホンは。。いやぁ,ホントに便利です(ぉぃ)
低音が弱めでボーカルが聞き取りやすい傾向の音です。
インナー式のイヤホンを長くつけていると耳の穴の後ろの盛り上がっているところが痛くなりますが,
圧迫感がないのでフィット感は極めて良好です。
音漏れは。。たぶんするでしょうねぇ。

購入してから数ヶ月で片方から音が聞こえなくなり,不良品としての交換をしました。
耐久性には疑問が残るので,最低でも一年間は,保証書を保存しておくことをお勧めします。

一つご注意です。

Amazonで販売されているアップル製品のアクセサリーは,ほとんどすべてが非正規品のようです。
「バルク品」と書いてある製品は品質の粗悪な偽物と思って間違いありません。
(家電量販店,またはアップルストアで購入することをお勧めします)

iPod touchを水没させたときの復旧手順です。

1. 慌てず水から取り出して,速やかに電源を切る
2. 内部に進入しないように気をつけて水洗いする (汚れている場合)
3. 水気を拭き取る(決して端末を振らない)
4. 穴からこよりを差し込んで,可能な限り内部の水分を外に出す
5. 清潔なタオルに包む
6. 乾燥剤を同封してジップロックに入れて密閉する
7. 最低でも24時間は放置する(できれば3日くらい)
8. 水分が残っていないことを確認して電源を入れる

機器内部の部品を水分などでショートさせないことが最重要です。
降らないことは大切ですよ。
iPhoneと比べて部品点数が少なくて構造もシンプルなiPod touchは,水没しても復旧できる確率が高いでしょう。
覚えておいて,損はありません (^_^)b

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