2014/01/28

(懐ネタ)ムーノーローカル

唐突ですが。。
ネット上の懐かしいネタ(略して「懐ネタ」)です。

「ムーノーローカル」というサイトをご存じでしょうか。
1990年代後半から数年間だけ公開されていたニュースサイトです。(Wikipedia
サイトの命日にサイトデザインをオマージュする「ムーノーデイ」と呼ばれるイベントで,わたしはムーノーローカルを知りました。
「伝説の」と定冠詞がつくほど,多くの個人サイト運営者にカルト的な影響を与えました。

運営者さまが最後に残した解題は今でも語り継がれています。
転載はしませんが,興味のある方は「解題・ムーノーローカルの作り方」でググってください。
・「存在していいはずなのにないもの」をテーマとした
・サイトの閉鎖を前提として計画的終焉を目指していた
。。なんて辺りは元祖フォークルに通じるものがありますね。
この解題は,また改めて取り上げようと思います。

ふと思い出して調べてみたら,ムーノーローカル運営者さんの近況が分かりました。
物書きさんになっていたんですね。(Wikipedia
本名は明かされていませんが,ちょっと意外な気がしました。

あの頃の人たちって,リアルの世界には絶対に出てこなかったですよね。
前にも少し書いたでるふぃさんも,リアルの世界とネットの世界を繋がないまま亡くなりました。
草の根フォークゲリラ的な「知る人ぞ知る」アングラなサイトや,口コミで広がったコミュニティが様々なところで形成されていました。
南条あやさんのように書籍として出版されたケースもありますが,当時は非常に稀なケースだと記憶しています。

欧米のようにYouTubeでも顔出しが一般的になったというのは,とても不思議な感覚です。
ブログの内容が電子書籍や紙媒体で出版されることも珍しくありません。
2ちゃんねる発祥の「電車男」は映画化までされました。
FacebookやTwitterの普及に伴い,現実世界の延長上にネットが位置付けられていることの表れなんでしょうね。
わたしなんて,動画で声をお聴かせするのが精いっぱいです σ(^◇^;)

当時のアングラっぽい雰囲気がときどき懐かしくなるのでした (笑)

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