2016/04/17

Windows10 64bitを快適に使えるメモリ容量についての考察

あらかじめ結論を書いておきますと「8GB以上が快適」です。
同時に8GB以上のメモリは「気持ちの余裕が持てる」程度の変化に過ぎないことも書き添えておきます。

あれこれ書き始める前に…
「メモリってなに?おいしいの?」と疑問に感じる方のための簡単な解説です。
メモリは机の上の空きスペースにたとえられることが多く、メモリが大容量になればなるほど、同時に多くのプログラムをスタンバイ状態で起動しておくことができます。
読みかけの本を何冊か開いた状態で机の上に置きっ放しにしておくイメージですね。

一冊ごとにしおりを挟んで本棚に戻すより、読みたい本の続きを素早く読み始めることができます。
結果、プログラムの切替や再起動が素早くできるようになるという理屈です。
タイトルにある「64bit」の説明は割愛します。
今回の内容は64bitのWindowsに特化していますので、気になる方は「Windows 64bit」等のキーワードでググってみてくださいね。

わたしが主に常時起動しているアプリケーションは、Chrome、エクスプローラー、秀丸エディタです。
特にChromeは常に10枚以上のタブが開いていて、多いときは30前後も開きっぱなしのまま放置している有様です。
バックグラウンドで待機しているアプリは、Skype、Dropbox、OneDrive、iCloud、その他細々としたプログラムが動作しています。意外と多いですね。
ややヘビーな使い方でパソコンを常用していて、以前からメモリの空き容量に限界を感じていました。
参考までに、メモリを4GB積んだ状態でのメモリ使用量はこんな感じです。




上限まで余裕があるように見えますが、カツカツの自転車操業なんですよ、これ。
Chromeのタブ切替に待たされ、エクスプローラーのファイル表示に待たされ、プログラムの切り替えに待たされ……どれも小さな待ち時間ですが、これが積み重なるとけっこうなストレスになります。
ときたま所用でExcelやWordを起動すると、そのモッサリ具合に辟易するのです。
本当はiTunesも常時起動した状態でBGM再生しておきたいのですが、泣く泣く諦めていました。

ライトユーザーな方も、パソコンの状態が気になったらタスクマネージャーを確認してみることをお勧めします。
タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を起動、またはショートカットキーから[Ctrl]+[Shift]+[Esc]ですよ。
ExcelやWordで作業をしながら、ブラウザーで調べものをしているだけでけっこうメモリを喰ってますから。

そんなこんなで気が進まなかったんですけれども、メモリ増設を検討し始めた訳です。
気が進まなかった理由はただ一つ。「めんどくさい」から (笑)
きちんと動いてるパソコンの蓋を開けて中身を弄るなんて面倒ですもん。
うっかりショートさせて壊したりするかもしれないし、増設した後きちんと動かないかもしれないし。
快適なマルチタスク環境が手に入るのはわかりきってたので、重い腰を上げて増設しましたよ。
わたしは24時間365日ぱ祖紺を起動しているので、快適なパソコン環境は欲しいと思っていましたし。

んで、既存の4GBに8GB (4GB*2枚) を増設した結果はこちら。
Cドライブの使用率が高いのは起動直後だからです。



なんということでしょう。
あの手狭でプログラムの出入りが激しかったメモリ空間が、匠の手によって風光明媚かつ開放感あふれる空間になりました (笑)
いや~、とっても広々してて気持ちの良いメモリ空間となりました。

Chromeでタブを何十枚開いてもびくともしません。
エクスプローラーのファイル表示もレスポンスが良くなりました。
動作が重たいプログラムを複数起動した状態でのウィンドウ切替も安定しています。
iTunesでBGM再生したままネット配信をながら聞きしたままでも実感できるこの安心感。
こりゃ快適すぎてたまりませんな (笑)
現時点でのメモリ使用量はこんな感じです。



今まで積んでた4GBをあっさり突破してます。
わたしの使い方において、4GBではメモリが不足していたことがはっきりしましたね。

駆け足ではありますが…メモリ増設ビフォーアフターのレポートでした。
すんなり増設できたわけではなく、ここにくるまでに紆余曲折ありました。
メモリ以外にもパソコンの中身を触っているので、後日談も含めて後日更新します。

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アコギとは思えないテクの持ち主です