2014/05/31

THE ALFEE - Alfee Get Requests ! 2

しばらく遠ざかっていましたが,忘れていたわけではありません。
40th anniversaryを迎えたTHE ALFEEが熱いです(゚▽゚)/

収録曲と感想へのリンクです。

1.  終わりなきメッセージ
2.  From The Past To The Future  (*)
3.  まもなく2番線に・・・  (*)
4.  Shadow of Kingdom
5.  至上の愛
6.  悲しみが消える時  (*)
7.  ROCKDOM -風に吹かれて-
8.  LOVE-0=  (*)
9.  SWEET HARD DREAMER  (*)
10. SUNSET-SUNRISE KISS  (*)
11. さすらい酒  (*)
12. 誓いの明日
13. Musician 2014
ーー

/* (*)はレビュー済みの曲です
/* 第1回のレビューはこちら → 記事を読む
/* 第2回のレビューはこちら → 記事を読む
/* 第3回 使用ギターについて → 記事を読む
/* おまけ: ライブ盤の感想を少し → 記事を読む


†††

最近のアルバムからの選曲も目立ちますが,どんなアレンジでくるのでしょう。
「まもなく2番線に・・・」って聴いたことがないような気がします。
「SUNSET-SUNRISE KISS」も音源として聴くのは初めてだと思うので楽しみですねぇ。

とうとうジャケットも3種類が発表になりました。
これまた微妙なデザインですなぁ。。。(笑)
- UNIVERSAL MUSIC JAPAN -
http://www.universal-music.co.jp/the-alfee/products/tyct-60044/

3タイプ商法は正直あまり好きではないのですが,悩ましいところではあります。
個人的には限定版AのTHE ALFEE (DAISOTSU)がツボです (笑)
トークCDを取るか,THE ALFEEとしては珍しいライブ収録のフルアルバムCDを取るか……思案中です。
誰か分割購入しませんか?( ̄∇ ̄)

8月26日の火曜日にはAnniversary Singleも発売されます。
通常の新譜はオリコンの集計上か,水曜日に発売されることが多いのです。
中途半端なリリース日からも意気込みが伺えますね。

何はともあれ,今年のTHE ALFEEからは目が離せません (・∀・)

2014/05/30

【懐ネタ】人魚とWRDファイル

前回の続きで懐ネタです。

MSW+UKというユニットをご存じでしょうか?
かつてNIFTY SERVEで「人魚 〜ETERNAL WISH〜」という13分を超える超大作を発表した方々です。

アンデルセンの人魚姫をモチーフに作曲された組曲で,プログラマーでもあり会社経営者でもある,ピアニストの須釜俊一さんによって作曲された「人魚」が原形です。
楽章ごとにアレンジしたmidiファイルとWRDファイルを添付した,lzh形式の圧縮ファイルで公開されていました。
/* WRDファイルの説明は,記事の最後に書いておきます

前回のエントリーを書き上げて,無性に聴きたくなりました。
しかし……ファイルが見当たらなかったのです。
Google先生に「人魚 WRD」のキーワードでお伺いしたところ,見事にヒットいたしました。
OK, Google!! (^_^)b



わたしゃ,タイトルだけで既に感激しました (・_・、)
第一楽章だけでお腹いっぱいです。。。
第二楽章が始まった瞬間,当時のあれこれが鮮烈に蘇りました。
ヤバい……ヤバすぎる (涙)

「あぁ。。。この音を伝えたかったのか」と思い知らされた13分でした。

共作者のお一人であるうまねこさんのWebPageから,映像をダウンロードできます。

Umexp-TOP - http://sabi.no.coocan.jp/
※ Wrd→人魚 …と辿ってください
※ WMV形式のファイルなので,Windows環境で開くことを推奨します

リンクの許可をいただくために,うまねこさんのブログで少しやり取りさせていただきました。
(リンクを快諾いただき,ありがとうございました)
NIFTYで、PATIOっていう、今で言うコミュニティのちっさい版があって、そこでやりとりしながら作っていたのを、懐かしく思い出しました。
。。。とのコメントをいただき,初めて聞いた「PATIO」についても調べました。

OK, Google!! (^_^)b

PATIO ‐ 通信用語の基礎知識 - http://www.wdic.org/w/WDIC/PATIO

し……死語ですかっ!?σ(^◇^;)
はぁ。。。そうですか。。。(遠い目モード)

当時よく訪問していたWebPageが,軒並み「HTTP404エラー」を返してくるのは寂しいものでした。
身体の一部をもぎ取られるような痛みを感じるのですよ。
うまねこさんのように新天地で活動していらっしゃる方もいらっしゃるんですね。
少しホッとしました (。・ω・。)

つーか,Google先生。。半端ないッス (笑)


WRDファイルとは
指定されたタイミングに合わせて文字の表示や画像の切り替えを行うプラグラミング言語のひとつです。
PowerPointのスライドをイメージしていただければいいでしょう。
再生するにはTMIDI PLAYERのような,WRD形式に対応したプレイヤーが必要です。
TMIDI Playerのダウンロード : Vector -
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se038910.html

うまねこさんのWebPageではWRDファイルも公開されています。
WMVファイルの容量(25.8MB)と比較してみてください。
ジャックと豆の木ほどの違いがあります(なんのこっちゃ。笑)
実際に配布されたファイルには画像ファイルも含みますが,それでもフロッピーディスク一枚(1.44MB)に収まるサイズだったと記憶しています。
WRDファイルのコンパクトさがお分かりいただけるのではないでしょうか。

2014/05/28

【懐ネタ】midiファイルと月夜のピアノ(AIさん)

MP3形式の音楽ファイルが主流になる,ずっと前のお話が今回のテーマです (笑)

このブログをご覧になる方はmidiファイルをご存じでしょうか?

簡単に説明しましょう。
楽器の種類,音の強弱,ピッチなどの演奏情報を収めたデータがmidiファイルです。
そのデータを基にパソコンの音源を鳴らして,楽曲を再生することができました。
たとえるなら,CD(=midiファイル)据え置き型のCDプレイヤー(=パソコン)のような関係です。

インターネットの前身であるパソコン通信の時代から,多くの方がオリジナルの楽曲を発表する手段でした。
特にNIFTY内のFMIDIORGコミュニティでは,多くのクリエイターさんが活躍されたそうです。

フロッピーディスク容量の少ないことに加えてインターネットの通信速度も遅かった当時,容量が軽くて汎用性の高いmidiファイルは特に重宝されました。
当時は学生だったわたしも,いろいろなサイトを回ってはmidiファイルをダウンロードしたものです。
/* GS音源(Roland)とXG音源(ヤマハ)の違いによる,再現性の問題はありました。
/* わたしはWindows標準の内蔵音源で再生していましたけど σ(^◇^;)

やがて,AIさんが運営されている月夜のピアノというサイトにたどりつきます。
ピアノによる自作曲を多く発表されているサイトでした。

サイトの名前でもある「月夜のピアノ」を聴いたときの衝撃は今でも覚えています。
データによる演奏とは思えないほどに瑞々しくて優しい演奏だったからです。
どれくらい気に入っていたかというと,当時AI & Luke Projectというユニットを組んでおられたLukeさんのサイトから,わざわざCDを購入したほど (笑)

数々の名曲に触れることもできました。
リンク先のmiuさんのサイトでダウンロードした「恋詩(こいうた)」……WRDファイルの表現力に息をのみました。
同じくリンク先のlunaさんのホームページで聴いた「抱擁」……美しいページデザインとの素晴らしいコラボレーションでした。
むふふレンジャーによる「Night Flight」……はろーむさんの超絶オルガンとCHELSEAさんLukeさんのギターバトルに悶絶しました。
/* 当時をご存じの方でないと,さすがに分からないかな (笑)

他サイトによる盗作問題の波紋により,残念ながらAIさんはmidiファイルの公開を停止しました。
現在は音楽配信サイトでのみ,楽曲を発表されています。

†††

アングラ感が漂う当時のインターネットは少し怖くもありました。
その一方で2006年に亡くなったでるふぃさんとの出会いのような出来事もありました。
当時のAIさんとやり取りをしたことはないのですが,10年ちかい時間をあけて思い返すと,懐かしい気持ちで胸がいっぱいになります。

今となっては宝物になったmidiファイルを聴きながら,あの頃を少し思い出してみましたとさ( ´ ▽ ` )

つづく(かもしれません。笑)

月夜のピアノ/ウェブリブログ - http://tukiyonopiano.at.webry.info/
月夜のピアノ - http://www7b.biglobe.ne.jp/~tukiyonopiano/


【追記】
YouTubeに演奏をアップロードしている方がいらっしゃいました。
AIさんのブログを読んで知りました。感無量です。

2014/05/26

対象a(アー)と症例A(エー)と精神分析学


「あなたの亡骸(なきがら)に土をかける」

そんな印象的な歌詞で始まる「対象a」です。
アニメ「ひぐらしの鳴くころに 解」のエンディングでした。
/* 好き嫌いも別れて賛否両論あるので,アニメの内容は割愛します ^_^;

  

久しぶりにニコニコ動画で聴きました。



儚げなボーカルとジャズ調のゆったりしたリズムが綺麗な曲ですよね。
すっかり気に入ってしまい,iTunes storeでお買い上げしてしまいました (笑)
なんとも。。衝動買いを誘発するおっそろしいシステムですね σ(^◇^;)

ダウンロードしてじっくり聴いてみると,やっぱりいい曲なんです。
ピアノ,ドラムス,ギター,ベース,ストリングスのシンプルな構成です。
厳選された必要な音しか残っていない音の隙間が心地よく,ある意味でTHE ALFEEとは対照的なスタイルですね。

少し調べて分かりましたが,コード進行は複雑です。
専門的な内容はこちらの方のブログが詳しいです↓
anNina / 対象a (ひぐらしのなく頃に EDテーマ)
コード進行で切る!最新J-POP!!最新洋楽!!
http://s.ameblo.jp/ongakuriron/entry-10665799345.html

サビのsus4の使い方は教科書を読んでいる気分になりますね。
AメロとBメロの解説は……よく分かりませんでした σ(^◇^;)
音楽理論は不勉強ですが変態的に凄いのは分かりました (笑)

不思議な心地よさの秘密は,計算し尽くされたコード進行にあるのかもしれません。

歌詞の世界観はアニメそのままです。
すでに確立された物語(原作はPCゲーム)のイメージがあったことで,軸がぶれなかったためでしょう。

少し風変わりな「対象a」というタイトルは「たいしょう・アー」と読みます。
Wikipediaを読むと分かりますが,これは精神分析学の概念です。
難しい言葉ですが,「人の欲動が求める対象」を表すようですね。
歌詞のあちこちに「対象a」のモチーフが散りばめられています。

この精神分析学,疑問を感じる医療関係者もいらっしゃるようです。
わたしは医者ではないので専門的なことは分かりません。
それでも,人の心は統計的に分類できるほど単純なものではない気がするのですよ。
そもそも100人いれば100通りの人生があります。
それを型にはめて考えること自体,ちょっとおこがましいですよね。

これは学生時代に読んだ本です。

  
右側はKindle版です。
対象aの精神分析学を調べていて,思い出しました (笑)

内容を一言で要約すると「ミステリー風味の精神医学小説」です。

境界性人格障害(通称:ボーダー)について初めて知った作品でもあります。
解離性同一性障害(通称:多重人格)についても一般的なイメージに振り回されない描写がされています。
精神分析学に対する疑問提起も興味深いテーマでした。
著者の多島 斗志之(としゆき)さんは綿密な調査を重ねて,この小説を書き上げたのでしょう。

スッと背筋が冷たくなる描写も所々にあり,読み手を選ぶ小説かもしれません。
ラストシーンも尻切れトンボで,少女Aのその後が気になります。
それでも「これでいいのだ」と思える読後感があります。
お勧めです (^_^)ノ

残念なことに,多島さんがご自分の意志で失踪してしまったことを最近になって知りました。
もっといろいろな作品を読みたかったのですが。。


多島斗志之先生 捜索へのご協力のお願い(東京創元社HP)
http://www.tsogen.co.jp/news/2010/07/09123001.html

2014/05/18

片隅スマイル / 近藤晃央さん

当ブログいち押しの近藤晃央さん,最新リリースでございます。
タイトルは「片隅スマイル」
メジャーデビュー前からライブで歌われてきた楽曲です。
ホームメイトさんのCMタイアップソングとして,新録された音源になります。


iTunesStoreのリンクはこちら↓

ある辞書は「片隅」を「中央から離れた,目立たない隅」と定義しています。

自分が目立たなくてとるに足りない存在だと感じる。
些細な出来事に傷ついて片隅に追いやられた気持ちになる。
自分のふがいなさに打ちのめされてしまう。
そんな「片隅」にいる人に優しく語りかけています。
自分をね「嫌い」だって言える君が素敵なんです
自分のことを知り尽くして嫌気がさして「自分が嫌い」になった君。
その人のことを何も知らないのに,なぜか君が好きになった。
そんな自分が好かれていることが嬉しも戸惑ってしまい,反射的に遠ざかる君。
なぜか好きだから,君をもっと知りたくなった。

そんな2人の「えも言われぬ距離感」を感じる曲です。
ん〜。。それが青春かも (笑)

人は「良いところ」より「悪いところ」に目がいくものです。
たいていの場合,悪いところは必要以上に拡大解釈してしまいます。
次第に良いところが隠れ,やがて本質が見えなくなります。
ましてや自分の悪いところは,他人が思う以上に気になるものです。
もちろん人それぞれ気になる度合いは異なるし,自意識過剰なだけのこともあります (笑)
君の笑顔と泣き顔の2つ どっちかしか見れないなら
きっと僕は迷わず その泣き顔を選んでいるんです
これまた鮮烈に歌い上げています。

いつもニコニコしているお友だち,同僚,街で見かける幸せそうな人。
そんな人たちも泣きたいときや怒りたいときがあるんです。
それでも見境なく当たり散らすようなことはしません。
ネガティブな感情は,本当に信頼している(したい)人にしか見せられないものです。
/* 一部,困った人たちの例外はあるでしょうが ( ̄。 ̄;)

だからこそ「泣き顔の方がいい」と言い切れるんですね。
なんというか。。この人は詩人です。
近藤さんがブログにアップされたエントリーに歌詞が書かれています。
解釈はさらに深いのですが,詳しくは直接お読みいただくのが良いでしょう。

片隅スマイル|近藤晃央オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/akissablog/entry-11831233774.html

今回は電子配信のみで,CD化されるかは不明だそうです。
それだけ音楽業界の現状が厳しいのでしょう。

。。つか,今回は音楽的な要素について,なにも書いてないですね。
書き上げてから気がつきました (笑)

気になった方は,ぜひ楽曲にも触れてみてください (^_^)b

2014/05/15

帰還しました (笑)

長らく閲覧不能だったこのブログ,知らないうちにロックが解除されていたようです。
ざっくり調べると4月の半ばくらいからビジターさんの履歴がありまして。。
なんと1ヶ月も放置していたことになりますね σ(^◇^;)

。。と言うことで,取り急ぎ更新してみました。

再びボチボチ書いていこうと思います。
ご新規にいらした方も,久しぶりにいらした方も改めてよろしくお願いします。 

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