2014/05/30

【懐ネタ】人魚とWRDファイル

前回の続きで懐ネタです。

MSW+UKというユニットをご存じでしょうか?
かつてNIFTY SERVEで「人魚 〜ETERNAL WISH〜」という13分を超える超大作を発表した方々です。

アンデルセンの人魚姫をモチーフに作曲された組曲で,プログラマーでもあり会社経営者でもある,ピアニストの須釜俊一さんによって作曲された「人魚」が原形です。
楽章ごとにアレンジしたmidiファイルとWRDファイルを添付した,lzh形式の圧縮ファイルで公開されていました。
/* WRDファイルの説明は,記事の最後に書いておきます

前回のエントリーを書き上げて,無性に聴きたくなりました。
しかし……ファイルが見当たらなかったのです。
Google先生に「人魚 WRD」のキーワードでお伺いしたところ,見事にヒットいたしました。
OK, Google!! (^_^)b



わたしゃ,タイトルだけで既に感激しました (・_・、)
第一楽章だけでお腹いっぱいです。。。
第二楽章が始まった瞬間,当時のあれこれが鮮烈に蘇りました。
ヤバい……ヤバすぎる (涙)

「あぁ。。。この音を伝えたかったのか」と思い知らされた13分でした。

共作者のお一人であるうまねこさんのWebPageから,映像をダウンロードできます。

Umexp-TOP - http://sabi.no.coocan.jp/
※ Wrd→人魚 …と辿ってください
※ WMV形式のファイルなので,Windows環境で開くことを推奨します

リンクの許可をいただくために,うまねこさんのブログで少しやり取りさせていただきました。
(リンクを快諾いただき,ありがとうございました)
NIFTYで、PATIOっていう、今で言うコミュニティのちっさい版があって、そこでやりとりしながら作っていたのを、懐かしく思い出しました。
。。。とのコメントをいただき,初めて聞いた「PATIO」についても調べました。

OK, Google!! (^_^)b

PATIO ‐ 通信用語の基礎知識 - http://www.wdic.org/w/WDIC/PATIO

し……死語ですかっ!?σ(^◇^;)
はぁ。。。そうですか。。。(遠い目モード)

当時よく訪問していたWebPageが,軒並み「HTTP404エラー」を返してくるのは寂しいものでした。
身体の一部をもぎ取られるような痛みを感じるのですよ。
うまねこさんのように新天地で活動していらっしゃる方もいらっしゃるんですね。
少しホッとしました (。・ω・。)

つーか,Google先生。。半端ないッス (笑)


WRDファイルとは
指定されたタイミングに合わせて文字の表示や画像の切り替えを行うプラグラミング言語のひとつです。
PowerPointのスライドをイメージしていただければいいでしょう。
再生するにはTMIDI PLAYERのような,WRD形式に対応したプレイヤーが必要です。
TMIDI Playerのダウンロード : Vector -
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se038910.html

うまねこさんのWebPageではWRDファイルも公開されています。
WMVファイルの容量(25.8MB)と比較してみてください。
ジャックと豆の木ほどの違いがあります(なんのこっちゃ。笑)
実際に配布されたファイルには画像ファイルも含みますが,それでもフロッピーディスク一枚(1.44MB)に収まるサイズだったと記憶しています。
WRDファイルのコンパクトさがお分かりいただけるのではないでしょうか。

0 件のコメント:

最近よく読まれています

Tommy Emmanuel

アコギとは思えないテクの持ち主です