2014/06/25

少しムカッときた話 (モノローグみたいなもの)

基本的に温厚かつ人畜無害な管理人のわたしです。
そんなわたしですが,少し腹立たしいことがあり,こんなエントリを書いています。

最寄り駅ホームにある冷房完備の待合室で電車を待っていました。
むち打ち症気味な上に偏頭痛持ちなので,ここ数日の気候変動が厳しかったのです。
室内に一人,硬めの椅子に座って考え事をしていたときのことです。

ガツン!!

待合室に激しい音が鳴り響きました。
その直後,茶髪の少年二人が待合室に入ります。
年配者向けに開閉速度が遅い待合室の入り口(プッシュ式の自動ドア)を傘の先端で力任せに殴ったのでしょう。
完全に脱力(と言うより油断)しきっていたので,声は出さなかったものの,普通以上にビビりました (笑)

ちょうど電車の時間だったので待合室を出ましたが,すれ違いざまのことです。
ニヤニヤ笑いながら,リーダー格の少年が隣の少年に話しかけています。

「むっちゃビビってんの」

地元でも(ネガティブな方面で)有名な,某区立工業高校の生徒でしょう。
わたしの学生時代にも不良連中はいましたよ。
腹立たしいこともありましたが,それでも心根は「いい奴」ばかりでした。
そんなに嫌いではなかったのです。

でも,近頃の子どもたちって,少し異質な感じがします。
人としてたいせつな心のどこかが,すっぽり抜けているような気がするんです。

フワフワと浮き足立っていて現実感がなく,場当たり的に楽しいと思えることをやらないと気がすまない。
周囲の大人が守ってくれることを当てにして,悪い結果が自分に降りかからないことを確信している。
そのくせ,自分にとって都合が悪いときは周囲の大人をシャットアウトする。

こいつら,ハナから他人を見下してるな

(表現が悪いですが)そんな雰囲気を前面に押し出して隠そうとしません。
なんなんでしょうね,これ。
ふざけるんじゃないワヨ……です (美川憲一風に。笑)

子どもは周りの大人を見ながら育ちますから,そういう思考の親元で育つ子どもが増えているんでしょう。
コドモみたいなオトナがスマホを弄りながら,子どもの手も引かずに親子で歩いている姿を見かけることが増えた気がします。
育児放棄一歩手前的放任を進んで行う一方,何かあったときは烈火炎的激怒をもって食ってかかるのです。
そんなオトナモドキがコドモを育てているのでしょうかねぇ。
/* 余談ですが……
/* 教育学部出身の同僚は顔をしかめながら,「ガキは基本的にドウブツですよ。だから教育が必要なんです」と断言してました σ^_^;

†††

まともに相手をするのも徒労に終わるだけなので,わたしは何もしません。
つか,まともに相手にすることに対して意義が見いだせません。
周りの大人も注意できないのではなく,注意する気すらおきないのが実際のところだと思います。
こんなんだから,連中は図に乗るんでしょうねぇ σ(^◇^;)

先日新宿で起きた,現役大学生による女子集団昏倒事件もその一例でしょう。 (エントリはこちら
件のようなコドモが成長した後のオトナモドキ予備軍の姿です。
かなり悪質な事例(一歩間違えると殺人罪)でしたが,報道によると「事件性はなし」とのこと。
これは氷山の一角ですよ,きっと。
腹立たしいというよりも嘆かわしいのです。

「近頃の若い連中は……」なんて,いつの時代も言われることです。
要するに,わたしもオッサンになったというお話でした (笑)

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