2014/07/26

キーボードについて語ってみる

以前,Logicool K270キーボードについて書きました。(読んでみる
ときどき検索で飛んでくる方がいるので,キーボードを選ぶコツとK270の感想を改めて書いてみます。

ノートブックPCをお使いの方

本体にキーボードがあるので,「わざわざキーボードを接続するのは無駄!」と思われるかもしれません。
特に外付けキーボードのメリットが感じられるのは,こんな方でしょう。
PCは机に置いたまま,ほとんど動かさない
キーボードで長文を入力することが多い
小さなノートPCをメインで使用している

レアなケースですが。。。
デスクトップに匹敵する高スペックPCを使っていて,外部ディスプレイを接続して・・・と言った具合に,ワークステーション的な使い方をしている方には強くお勧めします。

デスクトップPCをお使いの方

メーカー製をお使いの方が多いと思います。
一昔前のメーカー製キーボードは高品質なものが多かったようですが,最近は作りが安っぽいものが多いと思います。(今までのキーボードで,個人的にいいと思ったのは意外なところでHITACHI製でした)
純正キーボードは予備にまわして,普段使いの入力専用キーボードを探してみるのもいいでしょう。
快適に入力できるキーボードを使うと,きっとタイピングの上達も早いですよ。

わたしが考える「良いキーボード」の基準について,ふたつ書いてみます。


1.打鍵感

良いキーボードの基準は,打鍵感(キータッチ)にあります。
家電量販店で実際に触って,好みのキータッチを探すのがいいと思います。
ある程度まで押し込んだら,抵抗なくストンと落ち込む打鍵感が個人的には好みです。
食べ物でたとえるなら,柔らかくてもコシがある絹ごし豆腐のような触感です。

打鍵したときに「カチッ」と,押し込んだ感覚があるキーボードもいいですね。
初期のMacintoshキーボードがそんな感じの打鍵感でした。(マウスが角張っていた時代)
ちなみに,後期のMacintoshキーボードはフカフカし過ぎていて,あまり好きではなかったです。(マウスが楕円形の時代)
最初に使ったパソコンが初期型Macだったので,どうしても良いキーボードの基準が「あの打鍵感」に行き着く気がします。

K270は,しっかりしたコシのある打鍵感です。
押し込んだときにもう少しメカニカルな感じがあってもいいのですが,これはこれで良好な範疇です。さすがにThinkPad級とは言いませんけど (笑)
裏面に水抜き用と思われる穴があるのですが,アルファベットや数字キーの部分を避けて配置されています。(下の写真)


黄枠がアルファベット等のメインキー,赤枠がファンクションキーです
しっかりネジ留めされています。
これはキーボードの剛性と打鍵感に大きく影響するので,良い配慮ですね。
/* 大きな水抜き穴のあるF8とF9付近は,スカスカの打鍵感です
/* あまり使わないからいいけど・・・ σ(^◇^;)


2.キー配列

これは好みが大きく分かれるところではないでしょうか。
ノートPCをお使いの方は分かると思いますが,これは死活問題なんですよね。(Ctrl,Fn,矢印,Del等のキーは,メーカーごとの配置があります)
デスクトップ用のフルサイズキーボードは規格が統一されているので,安心して使うことができます。
コンパクトサイズのキーボードでは,特殊な配列を採用しているメーカーがあるので注意が必要です。(Happy Hacking Keyboard等)
打鍵感と併せて,実際に店頭で触ってみることをお勧めします。

K270も一般的なフルサイズキーボードと同じ配列なので,特筆することはありません。(2枚の写真をアップしておきます)


/* 一発ボタンは,ホームボタンにGoogle,メールボタンにテキストエディタ,電源
ボタンにPCロックを割り振っています
/* Insertキーは無効にしていますが,PrtScrやDeleteキー,PageUp,PageDownは頻繁に使います


わたしは,個人的に英字キーボードが好きなのです。
変換に使うスペースキーが長く,ひらがなの刻印がないので,見た目がスッキリしています。
カギ括弧や@(アットマーク)の配列など,複数のキーが日本語キーボードと違うのが難点です。
複数のパソコンを使用する機会が多い方にはお勧めできません。わたしは職場で苦労しました σ(^◇^;)
長くなりましたが,奥が深いのがキーボードです。

†††

外付けキーボードを検討している方は,外部ディスプレイもお勧めです。
デュアルディスプレイを使用しているわたしの経験上,画面サイズは作業効率に直結します。
画面が小さいノートPC愛好者こそ,外部ディスプレイと外付けキーボードを繋いで快適なPCライフを送っていただきたい,とすら思っています。
ノートPCの狭い画面に我慢できなくなりますから (笑)


オマケ: 最近の入力スタイルについて

Logicool K270(ワイヤレス)を使うようになってからというもの,入力中にキーボードを置く位置が変わりました。
机の上ではなくて,太ももの上にキーボードを乗せて使っています。ラップトップキーボードです (笑)

これによって、ゆったりした姿勢で入力ができるようになりました。
ディスプレイは机の奥の方(壁際)に置いていますから,画面から1メートル以上離れた位置から入力できます。(これは目に優しそうです)
当然ながら太ももの上に置くとキートップが見えませんので,ブラインドタッチが必須の置き場所です。
腕と手首の置き場所も不自然にならず,腱鞘炎対策にもいいと思います。
/* 画面との距離があるので,テキストエディタのフォントサイズは9ポイントから11ポイントに変更しました

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