2014/09/03

続・アクセス権が設定されたハードディスクからデータを復旧する方法

さらに続きます。
1)ハードディスク全差し替え作戦,2)アクセス権奪取作戦に続く,第三の方法を見つけました。

CDブートが可能なLinuxOS経由でデータを救出する方法です。
Knoppix (クノーピクス)というCDブートが可能なLinuxOSがあるのですよ。
パソコンが起動しなくなったときにデータを救出する緊急手段として紹介されて,一躍有名になったディストリビューションです。
LinuxOSなら,Windows(NTFSフォーマット)のアクセス権を無視してデータにアクセスできるのです。
データ救出用に一枚は準備しておくと安心できますよ  (^_^)b (もちろん悪用は厳禁です)

ひとつ注意点があります。
Knoppixで救出したデータは「新規で作成されたファイル」とみなされるので,ファイル作成日がコピーした日時で置き換えられてしまうようです。
これは作成日を規準にしたデータの検索ができなくなることを意味します。
たとえば写真データを撮影日を規準にして並べ替えることができなくなります。
(前回書いたアクセス権奪取作戦の場合,この心配は不要です)

ハードディスクを不必要に三枚も積んでいるので,Knoppixを使っても時間がかかることでしょう σ(^◇^;)
素直にWin7デュアルブート環境を構築して,コマンドラインからtakeownコマンドとicaclsコマンドをかけるのが早いのかもしれません。(実際には両方やってしまうと思いますけど)
このエントリは(わざと)難解に書いていますが,実際に試してみたらスクリーンショット付きで詳しく書いてみようと思います。
気が向いたら……ですが (笑)


↑旧PCのハードディスクです
(システムディスク,データ用ディスク,古いパソコンから移植したディスク)

0 件のコメント:

最近よく読まれています

Tommy Emmanuel

アコギとは思えないテクの持ち主です