2014/12/18

Google InboxとATOK for iOSが「使えるアプリ」になった話

今年リリースされた中でも五本の指に入る良アプリが相次いでアップデートされ、さらに使い勝手が良くなりました。

Googleが提案するTo DoライクなメールクライアントInboxが、ようやく日本語環境で使えるアプリになりました
新規メールが日本語で作成できない致命的なバグがあり、旧バージョンは万人にはお勧めできないものでした。
数回のマイナーアップデートを経て、待望の日本語対応です。
参考: Googleの新しいサービス「Inbox」を試してみた話

パフォーマンスの向上も含まれていたようですが、iPodではさほど効果を感じませんでした。
それでもInboxは「メールの見過ごし予防」に特化しているアプリですから、わたしの場合、頻繁に起動する訳ではありません。
「そんなもんでしょ」と割り切ることができれば、十分に実用に耐えます。

メールAPPに設定していたGmailの通知バッジとロック画面の通知を、さっそくオフにしました。
これによってリアルタイムで通知されるメールは、Outlookのみとなります。(重要なメールをGmailのフィルターで振り分けて転送しています)
重要なメール(メールAPPのリアルタイム通知)と重要度の低いメール(Inboxのバンドル通知)でアプリを使い分けるイメージです。
重複通知の解消とメールの見過ごしが減るかなぁ。。と淡い期待を持っています (笑)


ATOK for iOSがインライン入力に(なんちゃって)対応しました
あくまでも「(なんちゃって)対応」ですから、純正キーボードのような挙動ではありません。
ジャストシステムさんの根性と確かな技術の結晶です。
「iOSの厳しい制約にも負けずよくやった!感動した!」と絶叫しながらトロフィーを進呈したくなる、こだわりと力業のアップデートです (笑)
参考: ATOK for iOSをiPod touchにインストールしてみた話

ところで、iOS 8のキーボードについてGoogle先生で調べていると「iOS8 キーボード もたつく」等のキーワードを目にします。
iOS 7にアップデートして以来、そもそもiPodがもたつき気味なので気にしていませんでしたが、確かに純正キーボードの初動が遅いのです。
メモAPPを例に挙げると、ツーテンポくらい遅れて入力待ちになる感覚です。
ATOKと英語キーボードの2種類だけに機能を絞ったところ、やや解消したように思えます。

ATOK for iOSはまだまだ設定項目をチューニングする余地が残りますが、もはや標準キーボードと置き換えられる完成度を誇っています。
今後のアップデートにも期待しています。

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アコギとは思えないテクの持ち主です