勝手に「一推しアーティスト」と紹介しておきながら放置状態だった
近藤晃央(こんどう あきひさ)さんのニューシングルです。
前回の紹介で書いた「テテ」と同じような雰囲気をさらに洗練させた楽曲です。
コンパクトながらも厚みのある音づくりは健在です。
躍動的なベースラインと安定したドラムス,ピリッとした味付けを加えるキーボード,
疾走感を感じさせるエレキの刻みと小技の効いたアコギが引き立てあって
近藤さんの伸びやかな声を際立たせています。
近藤さんの伸びやかな声を際立たせています。
PV動画も雰囲気があっていいですね。
僕らはアイを探すけど,ほんとはアイが僕らを探してた
見えないようで なくしたようで,ほんとは気付けばここにあった
歌詞を引用してしまいましたが,「あい」は「愛」ではなく「アイ」です。
近藤さんなりのことば遊びで,「I (アイ = 英語で自分を表す言葉)とかけているんでしょう。
自分を正しく愛せない人は,他の人を正しく愛せない。
言い換えると「人は自分を愛するようにしか,人を愛せない」というのが
わたしの持論のひとつです。
そのためにも「自分を知る」ことは大切だと思いますよ (^_^)b
わたしは「自分探しの○○」というのが好きではありません。
何か特定のことをしなければ見つけられない自分なんて,
しょせん他の人の価値観に乗っかった借り物の自分にすぎない。。
そう思っているからです。(厳しいかな。^_^;)
最初から「そこにある」ものをがむしゃらに探す必要なんてないのですよ。
ただ目を開いて周りを見渡して,本当の自分の姿に気付けばいいだけなんです。
現実にがっかりするけど,カッコ悪くてもいいんです (笑)
カップリングはバラードの「hitoshe (ひとしい)」。
「愛しい(いとしい)」と「hit she(意訳:傷つけた)」の間の「等しい」を
組み合わせた造語かな。。なんて想像してみたりしました。
いろいろな「しい」から等しい立ち位置にいる自分を客観的に見つめるようなバラードです。
あの人が愛しい。
あの人を傷つけて苦しい。
あの人が側にいるから嬉しい。
あの人を傷つけて哀しい。
今なら,選べる。
今の距離感なら,手を伸ばせば届く。
いろいろな風景が浮かんで,ぐっと引き込まれてしまいます。
近藤さんの楽曲(歌詞も)は,本当に静と動のバランスが絶妙です。
わたしは近藤さんのTwitterをフォローしています。
アルバム「ゆえん」発表からほどなく,スタッフさんが呟くアカウントに運用が変わりましたが,
最近になって再びご本人が呟いてくださるようになりました。
他にフォローしている方のツイートは流し読みしてしまうのですが,近藤さんのツイートだけはすべて読んでいます。
彼の等身大なツイートが好きなんです。
こんな感じです↓
この時代、多少ランキングがupしてもCDの売り上げではとてもじゃないけど生活できない。それは僕も同じ。でも、CDが1人でも多くに届いたら色々選択肢が増えるんですよ。
それにCDってミュージシャンにとって「音楽を造った」っていう思いの塊だから。やっぱり聴いてほしいのはCDなんだよ。
— 近藤晃央(こんどうあきひさ) (@akihisakondo) 2013, 11月 17
全てが思い通りなんてならないけど、
出来るだけ自分のやり方でやってみたい。
自分のやり方で結果が出なければ、本当にそこまで。誰のせいにもできない。
— 近藤晃央(こんどうあきひさ) (@akihisakondo) 2013, 11月 17
来年の今頃、まだ音楽やってるか。
そういう分岐点にいると思う。
そんな事も含めて楽しんでるけどね(笑)
— 近藤晃央(こんどうあきひさ) (@akihisakondo) 2013, 11月 17
↑今が分岐点かも。。だそうです。
れっつ・応援するべし (=゚ω゚)ノ
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