わたしの場合はたいした腕前でもないので,
使用機材を気にするビジターさんはいないんでしょうが (笑)
使用機材を気にするビジターさんはいないんでしょうが (笑)
2008年製のK.Yairiを使用しています。
ラベルに書かれている「PR」はレギュラーモデルにはない型番なので,
おそらくロックインさん等,ショップ独自のカスタムモデルと思われます。
原型になっているレギュラーモデルは,K.Yairi RF-65と推定します。
2011年の夏に中古で手に入れた後,ペグノブ交換(金属製→木製),
ピックガード剥がし,ピックアップ取り付けを経て,現在に至ります。
その他,自分で少しずつ手を入れて,弦高調整,ロッド調整等を繰り返して,
弾きやすくて,それなりに生音も出るギターになりました。
(生音で録画した動画は,ページの最後にあります)
ヤイリギターは岐阜県可児市に工場を持つ老舗メーカーさんです。
世代を超えて使えるようにとのポリシーから「永久保証」を掲げており,
リペア依頼にも良心的な価格で応じてくださるそうです。
安価で良質なギターを作っていて,「ヤイラー」と呼ばれる一定のファン層がいますね。
ヤイリギターの名前を知ったのは,まだ学生の頃,
一緒にギターを弾いていた友人が所有していたRFを見たのが初めてでした。
当時わたしが弾いていたヤマハのFGギターと比べると,
ミニギターのような小さなボディから聞こえる艶やかな音に圧倒されました。
ギタースタンドに立てかけられた佇まいも上品で,印象深かったんです。
わたしは特別にヤイリギターのファンという訳ではありませんが,
このギターの他に,「ノクターン」というミニギターも所有しています。
(あまり出番のない,かわいそうなギターなのですが...いい音がしますよ)
気になるお値段です。
他の方のギターのお値段を見ていると,恥ずかしくなるくらいです (^◇^;)
レギュラーモデルでもなく,中古で手に入れたので,新品価格は分かりません。
原型になっていると思われるRF-65と同等品なら実売価格で8万円前後でしょう。
全体の雰囲気から察すると,ローコスト仕様なので,実質6万円かな。
わたしが手に入れた価格は,予想価格のおよそ半値です。
ただし,ライン化に費やした「研究費 (自称)」は,それなりです (笑)
たいした機材は使っていないんですけど,試行錯誤のくり返しが長かったもので ^^;
簡単にスペックレギュラーモデルでもなく,中古で手に入れたので,新品価格は分かりません。
原型になっていると思われるRF-65と同等品なら実売価格で8万円前後でしょう。
全体の雰囲気から察すると,ローコスト仕様なので,実質6万円かな。
わたしが手に入れた価格は,予想価格のおよそ半値です。
ただし,ライン化に費やした「研究費 (自称)」は,それなりです (笑)
たいした機材は使っていないんですけど,試行錯誤のくり返しが長かったもので ^^;
・ シダー単板Top・マホガニー合板Side/Back
ヤイリオリジナル「RFシェイプ」です。
単板Topに合板Side/Backの仕様は,
ヤイリギターの入門器の標準です。
・ 弦間はナット側42mm,ブリッジ側55mm
これは,K.Yairi標準のようです。
ちなみに,スケールは645mmです。
・ ピックアップは,流行の(笑)デュアル方式
フィッシュマン製のNeo-D Single と
乙女工房製のコンタクトピエゾを接続し,
エンドピンからステレオ出力しています。
外付けプリアンプは自作品です。
RFのギターは「フィンガーピッキング向き」として紹介されることが多い,
クラシックギターと(ほぼ)同サイズの抱えやすいギターです。
音色は軽やかでレスポンスも早くて,気持ち良い音がします。
かなりネックが細いため,あまりフィンガーピッキング向きとは言えません ^^;
ブリッジ側も狭い方で,狙った弦を弾けないときがあったりしますが,
根性と野生の勘でカバーしています。
ヤフオクを物色していてこのギターを見つけたのは本当に偶然でしたが,
シダーTopのギターは「柔らかくて深みのある音」,
マホガニーSide/Backのギターは「甘い音」と表現されることがあります。
一般的に,シダー/マホの組み合わせは「鳴りの良い楽器」になるようです。
音の傾向を聞き分けられるほどの本数を弾いていないので,
見聞した情報ですが,なんでも,フィンガーピッカー好みのサウンドだとか。
モーリスのSシリーズでも多用される組み合わせですね。
一般的なアコースティックギターはスプルースが表板に使われます。
ご存じかと思いますが,「スプルース=松」で「シダー=杉」ですよ。
杉は,建材として使われるイメージの方が強いかもしれません。
それとも割り箸でしょうか (笑)
ヤイリギターでもシダーをTopに使用しているギターは少ないようです。
以前のモデルですが,「G1-F」はシダーモデルもありました。
推測の域を出ませんが,この個体でシダーがTopに選ばれたのは,
職人さんの気分だった可能性があります。
いつか機会があれば,ヤイリギターさんに問い合わせたいですね。
個人的には,シダーTopのギターが好きです。
理由は,なんとなくシダー(杉材)の匂いが好きだからです。
ギターケースを開けたとき,サウンドホールから,ほんのりと木造家屋の匂いがします。
あ・・・。 もちろん音も好きですよ σ(^◇^;)
音質とは関係ない部分だと承知してます。
でも,音と同じように目に見えない部分だからこそ,気になりませんか?
匂いって大切だと思うんです。
わたしはタバコを吸いませんから,喫煙所の近くは避けて歩きますし,
歩きタバコをしている人の後ろも,なるべく歩きたくありません。
タバコ臭い部屋での食事や,喫煙者との食事も,あまり好みません。
一度,食事をしているすぐ隣のテーブルのお客さんから
タバコの煙を吹きかけられて,ぶち切れそうになったくらいです (怒)
同席している彼女に煙を向けないように気をつかうなら,人様の鼻先に吹きかけるんじゃないよ (-.-#)
最高の音がしても,
「タバコ臭いギター」は,たぶん弾きたいとは思わないでしょう。
強引なこじつけですが,それと似たようなものです。
話が脱線しましたが...ヤイリのギターは「永久保証」なので,
将来的に不具合が出たとしても,工場に里帰りさせて修理できます。
たぶん,ずっと付き合っていく一本になることと思います。
ライン仕様になってから動画デビューしているので,生音の動画は少ないです。
サンプルが少なくて恐縮ですが,ご参考までにどうぞ。
曲は,新生フォークルの「感謝」です。 (作詞作曲:加藤和彦)
下の2枚は,購入前にチェックしたショップさんの写真です。
通常のRF-65とは塗装色も違うので,外観の印象がだいぶ違いますね。
12Fのポジションマークも違い,「K.Yairi」の焼き印もありません。