読みづらかったら,ごめんなさい ^_^;
事件の報道を読んで,わたしは違和感を感じました。
内閣府ともあろう組織が「IDとパスワードが流出しただけで乗っ取られるメールシステム」を利用していること自体,そもそもおかしいと感じたのです。
メルサバが乗っ取られたということなんでしょうか?
なにが起きたのか、わたしにはよく理解できません。
#feedly : "内閣府「NPOサポートデスク」メールアカウントが不正アクセス被害 | RBB TODAY" http://t.co/HggtmejDAN
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
少し補足。
GmailやYahoo!メールのようなWebメールと組織のメールシステムは、根本から仕組みが違います。
メールアカウントのIDとパスワードの照合だけで乗っ取り完了とはならず、サーバーごと乗っ取らない限り、こんなことは起こらないという認識です。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
パソコンがウイルスに感染した等という低レベルのハッキングでは起こり得ないということ。
そこが解せないのです。
つまり…1) 完全なる事実誤認、2) 報道より深刻な攻撃を受けた、3) 脆弱なWebメールシステムを使用していた…
いずれかなのだろうと予想しています。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
情報が出そろい始め,報道の風向きが変わってきました。
問題の本質が見過ごされ,尾びれと背びれを付けた噂が一人歩きを始めているような気がしてなりません。
なんだか風向きが変わってきましたね。
なぜ富士通が一方的に叩かれているのでしょう?
最初に仕様を提示して、最終的に仕様を決めたのは自分たちでしょうに。
内閣府のメール乗っ取り 照会用、不正送信2万件 : 日本経済新聞 http://t.co/X0hWQ0aXcn
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
問題の本質は「ずさんなパスワード管理」ではなく「脆弱なメールシステム」にあります。
IDとパスワードを抜かれただけで破られてしまう貧弱システムに「Go」を出した人が、なんにも分かっちゃいないのですよ。
仕様を提示した側も、その穴を指摘できなかった開発元も等しく無能ですが。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
もうひとつの問題はITリテラシーの欠如です。
理解が乏しいなら理解する努力をするか、熟知しているものに一任すればよいのです。
そして「なにも分からない者が手を出すな」と言いたい。
「運用する側の無知と無関心と不用意な干渉」が問題の根底に居座っているのだと思います。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
そもそも論になってしまいますが…
システムの「穴」に気づきもせず、疑問も感じずに運用し続けたのは当人達でしょう。
仮に気がついたとして…誰も指摘せず、なにも対策を施してこなかったのであれば、それこそ無能の極みです。
「臭い者には蓋をせよ」という言葉がぴったり当てはまります。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4
微力ながらもIT業界の一端に携わる人間として感じています。
どんなに良いシステムを構築しても,使う人間次第で,システムは簡単に無効化されてしまう。
そして有事の際は自分たちの無知を棚に上げて,システムを構築した人間や運営者が矢面に立たされるんです。
うるさく言う人ほどITリテラシーが低かったり,物事の本質を理解せずに表面だけを見て騒ぎ立てるんです。
こんなんじゃ,システム屋さんが報われませんよ。
結局のところ、「IT (アイティー)」を「It (イット)」と読み間違えた時代から、なにも進歩していないのかな。
テクノロジーが進歩しても、使う側が進歩しなければ豚に真珠。無価値なのです。
人は、いつまでテクノロジーに使われ続けるのでしょう。
やるせない無力感に襲われます。
— すず (BELL) (@Liberty_Bell_21) 2015, 8月 4